日本で最小の淡水魚。
めだかは綺麗な田園や小川にすみ、古くから日本人に親しまれてきました。
屋外でも屋内でも飼うことができ条件が揃えば簡単に卵を産ませることができるなど、比較的育てやすく楽しい魚なので、観賞魚飼育がはじめての方にもおすすめです。
雄の特徴
背ビレに切れ込みがあり、尻ビレは雌に比べ大きく平行四辺形でヒレ先がギザギザしている。
雌の特徴
背ビレは丸みをおび、尻ビレは雄に比べ小さく台形で雄のようにヒレ先がギザギザしていない。
抱卵の季節には、雌の方が胴体が太くなり、雄はスマートなので、上から見ても見分けがつきますが、完全に見極めるには尻ビレの形を見る必要があります。上から見てある程度雄か雌かを見極め、アクリルケースやガラスケースに掬い取って、横から見て尻ビレの形を確認します。
めだかは元々丈夫な魚ですので、水が漏れない容器と水。それと、めだかの隠れ場所のなるような物(流木や水草など)と、餌があればめだかを飼うことができます。屋内でも屋外でも飼育は可能です。
一般にめだかの寿命は1〜2年と言われていますが、人工的な飼育下では長いものでは4〜5年生きる個体もあるようです。
基本的にめだかは田んぼや小川に住んでいる魚ですので、泥底を本来は好みますが泥に限らず砂や砂利などでも問題はありません。ただ、めだかは驚いた時などに川床に潜り込む習慣がありますので、細かいものを選んだ方がめだかのためにはいいのかもしれません。市販されている赤玉土や大磯砂、川砂などでも可能ですが、空き地やから取ってきた場合は、枯れ草などのゴミが混ざっていますのでよく洗った後、底に約1センチほどの厚さで入れます。
水草は酸素の補給と卵を産み付ける場所、水槽内の余分な栄養分(汚れ)の分解者としてバクテリアが棲む場所でもあるので、できれば水草がある方がめだかにとっていい環境だといえるでしょう。
めだかが本来好んで棲む場所は、小川や池、田んぼなどの水流のあまりないところなので、水槽でめだかを飼う場合にも大きなフィルターやエアレーションなどによって水流が強くなりすぎると、めだかには過大なストレスがかかることになるので注意が必要です。
めだかは弱酸性から弱アルカリ性くらいの水を好みます。水をアルカリ性に変えてしまう砂(サンゴ砂等)もあるので注意しましょう。水道の水はほぼ中性なので使えます。ただし消毒のための塩素がめだかにとって猛毒なのでこれだけは取り除きます(カルキ抜き)。塩素の中和にはショップ等で販売している「塩素中和剤(カルキ抜き)」を使用するか、もしくはバケツに水を汲んで外に出し2〜3日おくなどすればほとんど塩素は抜けます。
塩素が抜けたからといってめだかにとっていい水かといえばそうではありません。この状態は「新水」といい、めだかにとって大切なバクテリアやプランクトンがほとんどいません。一週間くらい経つと水がなれてきて「古水」となります。この状態になるまでは餌を控えて水が汚れないようにしましょう。もしすぐに「いい水」にしたいのなら市販のバクテリア繁殖促進剤を入れるといいでしょう。
めだかの数によって最低限必要な水の量が決まってきます。
目安として、最低メダカ1匹に対して水1リットル、理想としてメダカ1匹に対して2〜3リットルです。
エアレーションなどをすることによってこれ以上でも飼うこともできますが、縄張りをもったりした時にあまりめだかが多いとストレスになる場合があります。
めだかがもっとも活発に活動する水温は23℃です。
この水温範囲に飼育水が保たれていれば、餌食いも良く、成長も早いものです。めだかを早く大きくしたい時には、水温を高めに設定します。しかしあまり水温が高過ぎると、食欲が落ちてきます。(水温が高過ぎる)真夏に繁殖行動が鈍ってくるのはそのためといえます。めだかにとって、1日の水温変化の幅が大きいとストレスになりますので、最低温度を一定に保つようなヒーターの使用は病気の発生を防ぐ意味でかなりの効果があります。
また、水温が低くなるとめだかは冬眠します。
餌について
めだかは雑食性で、自然界ではミジンコ・ワムシなどの動物性プランクトン、ケイソウなどの植物性プランクトン、緑藻類、ボウフラなどの小型の水生昆虫などを食べています。
家で飼育する場合は、ペットショップで売られている市販の餌が便利です。
めだかの餌は、粒状、パウダー状などがあります。
水面にしばらく浮いているものがいいので、フレーク状のものがおすすめです。栄養のバランスも良くすぐには腐らないので、水を汚しにくいという利点があります。
めだかは小さな魚ですので、めだか専用の餌を使用するか指先などで細かく磨り潰して食べやすくしてあげます。
稚魚についても、餌をさらに細かく磨り潰してパウダー状にしたもので可能です。市販品以外なら、ボウフラやイトミミズ・ミジンコ・アカムシなどが簡単に手に入るのであれば、残さない程度の量を入れてあげるといいでしょう。
餌は1日2回(朝と夕方)くらいで、食べきれる量をあげましょう。目安としてはめだか10匹に対しひとつまみ程度の餌をあげましょう。
めだかは気温が下がると冬眠します。冬場は暖かい部屋の中では冬眠しませんので、浮き草や藻などがあれば一週間に一度くらい、屋外なら1ヶ月に一度くらい。冬眠中なら与えなくても大丈夫です。
食べきれなかった餌が水底に沈むことがないようにしましょう。
餌を与えすぎてメダカを死なせてしまうことは結構ありますが、餌の量が少なくてめだかが死んでしまうことはあまりありません。与えすぎると食べ残しが腐敗し水質悪化につながりめだかは弱ってしまいます。
フィルターが正常に機能している水槽の場合、2〜3日では水がそんなに汚れないものです。2〜3日で白く濁るようでしたら餌の与えすぎです。
また、フィルターをセットしてから日にちがあまり経っていない時は分解するバクテリアが少ないので同じく注意しましょう。
めだかが餌を食べなくなってしまったら、病気か水が悪くなった場合が多いです。水替えをし、餌を控えて様子を見てください。
めだか飼育は負担が少ない
人を癒してくれる魚ですが、熱帯魚や金魚は飼育にかける負担が意外と大きいです。熱帯魚は魚自体が高価であったり、ヒーターを利用したり、水を良い状態に保つために浄化装置なども準備しなければなりません。
金魚はとても身近ですが、意外と飼育は難しく、水質や水温の変化に敏感で、すぐにストレスで病気になったり死んでしまったりします。水の管理が大変で水換えの回数も多く、浄化装置も必要です。また結構大きくなるので、大きな水槽が必要ですし、酸欠になりやすいのでエアレーションも必要です。
一方めだかは、小さい割に結構丈夫で小さな水槽やスイレン鉢で簡単に飼育できます。種類によっては驚くほど高価なものもありますが、道の駅などで販売されているめだかは1匹100円〜200円程度とお手頃です。
繁殖も簡単にできるので、最初に5匹ほど買ってきてもう少し欲しいなと思ったら、卵を取って稚魚を育てれば簡単に数を増やすことができます。ランニングコストも小さく、浄化装置やエアレーション、ヒーターといったものは必要ありません。水換えも金魚ほど頻繁に行う必要はありません。
魚飼育の初心者にとって、めだかはまさに入門といえます。
春
越冬しためだかが活動し出す時期ですが、まだ昼夜の温度差が激しい時期です。
病気に注意しながら観察し、餌は少量にとどめましょう。
飼育器内の水温が15℃以上になったら水換えを始めましょう。
夏
黒い容器やガラス水槽は水温が上昇しやすい時期です。
水温が30℃以上にならないよう置き場所を変えたり、日よけをして日陰を作るなど対策をしましょう。
めだかの活動が多く、餌は春より回数を増やすと良いですが、飼育水も傷みやすくなるので食べ残しには要注意です。
また水の蒸発が多く、気づくと水が減っていることがあるので定期的に水を足しましょう。
秋
9月中など暖かい時期は夏同様の飼育方法で大丈夫ですが、10月〜11月にかけての涼しい時期に入ってきたら餌の量を少しずつ減らし、水換えの頻度も減らしていきましょう。
冬
地域にもよりますが、冬になるとめだかは活動を抑え、水底でじっとして冬眠状態に入ります。
11月中には最後の水換えを済ませ、水温が10℃以下の場合は餌を与えないようにし、日中の暖かい時にめだかが水面に浮いてきている場合だけ、少量餌を与えましょう。
寒い時期には水が凍ることがあります。
全ての水が凍ってしまわないよう、この時期はある程度の水深と水量を用意しましょう。
越冬の際に小さな個体や若い個体、弱い個体は力尽きてしまうこともあります。
雄と雌が同じ水槽に居ればめだかの種類に関わらず繁殖は可能です。めだかは日照時間が長くなると繁殖を開始し、短くなるとやめてしまいます。つまり、水温の上がる夏を中心に繁殖行動をします。屋外の池やプランターなどでめだかを飼う場合には自然の摂理に任せておけばいいのですが、水槽などで積極的に子供を増やそうとする時には、人工照明を1日14時間以上、かつ、ヒーターを使って水温を20℃以上(できれば25℃くらい)に維持しておくと、冬の寒い時期でも卵を産ませることができます。
・交尾
めだかは雄から雌へ求愛をします。求愛行動は早朝(日の出の時刻)に行われます。
繁殖期になると、雌の体内では卵が作られお腹が大きく膨らんできます。その雌を雄が後ろから追いかけて雌の周りをくるっと回転します。これが求愛行動です。
この時、雄の胸ビレは興奮して黒くなるのでよく観察してみましょう。
雌が雄の求愛を受け入れると、今度は交尾行動が見られます。
交尾は、雄が雌に寄り添って泳ぎ背ビレと尻ビレで雌を抱きかかえるようにして行います。
この時雌の下腹部に白く丸いものが複数くっついていてばそれが卵です。交尾の時間は30秒程。
求愛行動から産卵まで短時間で行われますので観察の機会を逃さないようにしましょう。
【繁殖しやすい条件】
水温…20℃〜25℃
日照時間…13時間以上
Ph…約7.0〜8.0(中性〜アルカリ性)
雄と雌の比率…雄1:雌2
・卵を産みつける
雌の下腹部に丸いものが複数くっついていればそれが卵です。
産卵した卵はしばらくの間は雌のお腹にくっついていますが、やがて水草や藻にくっつけられます。めだかが卵をくっつけやすいよう事前に水草や産卵床を用意しておきましょう。
【採卵のススメ】
卵が底に落ちた場合はスポイトで吸出して別容器に移します。産卵シーズンでは何度も卵を産むので産卵床は繰り返し使えるものが便利です。
・卵を守る
産卵した卵は親めだかが卵を食べてしまう恐れがあるため別の水槽で保護する必要があります。卵がくっついている水草や藻ごと移します。
孵化用の水槽は、フィルター以外は親めだかの水槽と基本的に同じ環境にしてください。底砂利を敷き卵がくっついた水草や藻を入れます。フィルターの水流は子めだかにとって強すぎて吸い込まれてしまうため、フィルターは設置せずにエアレーションを弱めに行います。
【採取する時は】
◎有精卵と無精卵の見分け方
無精卵は取り除かないと水カビの発生などの原因になるので取り除きましょう。
無精卵は白く濁っており、手でつまむと簡単に潰れてしまいます。有精卵は透明で、手でつまんだくらいでは簡単には潰れません。
◎めだかのお腹から卵を採取する場合
実はめだかの卵は雌のお腹に付着している段階で、他のめだかに食べられてしまうことが多々あります。
効率よく卵を採取したい場合は、雌のお腹に付いている卵を直接採取するのが効率的です。採取する時は雌の体を傷つけないよう水につけながら網ですくい、そっと卵をつまんで採取しましょう。
・成長
孵化がある程度進んだら、殻がゴミとなって溜まっている場合があるので、これらをスポイト等で取り除いてあげましょう。
【環境】
水温は25℃に保ちます。
稚魚は水質の変化に敏感なので、なるべく水替えはせず生まれた飼育水から水質を変えないようにしましょう。
通常環境ではエアレーションで水流ができて餌が流れてしまったり、沈んでしまうなどの問題がありますので水流のない環境を作ることも必要です。また水流があることによって体力のない稚魚は泳ぎ疲れてしまいます。
【餌】
孵化した時の稚魚は4mm〜5mmで孵化後3日程で卵黄を吸収し終えて餌を食べるようになります。
1日1〜2回粉末状の稚魚用の餌や親メダカの餌を磨り潰して稚魚に与えます。粉末状の餌を与える場合には水面に浮いている時間がある程度必要です。与えすぎは水を汚すので気をつけてください。
2〜3週間ほどして稚魚がある程度大きくなっていれば親めだかの餌を細かくしたものを与えると良いでしょう。
またグリーンウォーターの中で稚魚を育てると、植物プランクトンがよく発生していますので、動物性プランクトンが増殖して稚魚の餌替わりとなります。
・稚魚から親魚へ
小さいうちに水槽に入れてしまうと、親めだかたちに食べられてしまう恐れがありますので、子供が親の半分くらいの大きさになったら、元の水槽に戻します。この頃には親と同じ餌を食べられるようになっています。
移動させる時はめだかが傷ついたり挟まったりしない丈夫で細かいネットを使用しましょう。
めだかは、北海道を除く日本・中国・朝鮮半島に広く棲息している日本で最小の淡水魚です。生息域は淡水から汽水。
各地域ごとの地方名称が4,680語もあり、昔から人々に親しまれていたことがわかります。18世紀に入ると「目高」が文献上に載り始めました。この頃からめだか鑑賞が始まっていったといわれています。
特にニホンメダカ(=クロメダカ・日本に昔からいる野生のめだか)の突然変異で出た緋色(オレンジ色)のめだかが定着し、「緋メダカ(ヒメダカ)」として一般庶民に親しまれました。ニホンメダカは、1823年シーボルトによって西欧に初めて紹介されました。世界には14種類のめだかがいますが、東アジアから東南アジアにだけ生息しています。
昔から日本のいたるところで見ることができたニホンメダカですが、1998年環境庁により「絶滅危惧種第Ⅱ類」に指定されました。減少の主な原因は、農薬の使用や生活排水などによる環境の悪化、護岸工事や水路の整備などによるめだかの棲める穏やかな小川の減少、外来種との競合に負けてしまっているというようなことがあげられます。
野生のめだかを見つけたら、捕まえずに大事に見守ってあげてください。また、お店で買っためだかを自然の川に放流することは絶対にやめましょう。生態系を壊す恐れがあります。
めだかの種類
日本に生息するニホンメダカには、青森から京都の日本海側に生息する「北日本集団」と、それ以外の地域に生息する「南日本集団」の2種類がいます。さらに世界のめだか属といわれるめだかの仲間は現在20数種がアジアの広くに生息しています。ただし、ニホンメダカ以外は熱帯魚で、ニホンメダカだけが耐寒性を持っています。
ニホンメダカは日々品種改良が行われており、新種が次々と誕生しています。その数はなんと200種以上にものぼります。
近年のめだかは品種改良が進み、品種は数百種類に及びます。
その中でも代表的なものとして「普通種体型」と「ヒカリ体型」と「ダルマ・半ダルマ体型」に分かれます。
普通種体型は野生のめだかと同じ本来の体型です。
ヒカリ体型は、尾ビレがひし形で背ビレと尻ビレが同じ形をしている体型で横見鑑賞に適しています。
ダルマ体型は、本来の体型の半分程度の大きさで泳ぎ方など愛嬌深く人気があります。
半ダルマ体型は、ダルマ体型より若干長い体型でショートボディと呼ばれることもあります。
上記のような体型に、さらに様々な特徴を持っためだかとして代表的なものが以下になります。
目に特徴のあるメダカ | ||
普通目 |
野生のめだかと同様よく見かけるポピュラーな品種。 | |
パンダ目 |
目の白い部分が黒くパンダのような目が特徴。 | |
出目 |
目から口までが短く両目が飛び出ているのが特徴。 | |
アルビノ目 |
メラニン色素の欠乏により赤黒い目が特徴。 | |
ブドウ目 |
角度によって赤目⇔黒目に変化するのが特徴。 |
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スモールアイ(点目) |
瞳孔が小さく視力が弱いのが特徴。 |
ヒレに特徴のあるメダカ | ||
ヒレ長(ロングフィン) |
各ヒレが通常より長いのが特徴で、尻ビレや背ビレが長い個体や尾ビレのみが長い個体など様々。 |
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風雅(スワロー) |
ヒレの一部分や複数部が通常より長いのが特徴で、長さや長くなる場所は様々。 |
光や輝きに特徴のあるメダカ | ||
体外光 |
幹之めだかなどの特徴で背中に光がある。光の長さでグレードや名称も異なる。 ヒカリ体型で虹色素胞によって背中が光るのが特徴。 |
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体内光 |
上から見た時に体内で青白い光などが透けて見えるのが特徴。 |
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ラメメダカ |
体表に散りばめられたラメのような輝きが特徴。 |
めだかが病気になる原因として、水質の悪化や水温の急変。日光が当たらない場所での飼育や過密飼育によるもの等が考えられます。
代表的なめだかの病気の紹介と一般的な病気への対応策をご紹介します。
●水カビ病(綿カビ病・綿かむり病)
体表やヒレの様々な箇所に白い綿のようなものが付着します。
放置すると水カビ菌が全体に覆い死に至りますが、早期発見できれば十分治る病気です。
27℃程度に水温を安定させ、塩浴か市販薬による薬浴で1週間ほど様子をみましょう。
●尾ぐされ病
尾ビレの先端が細菌により白くなり、腐食で短くなります。
泳ぎがフラフラしていたり、元気がなく餌の食いが悪い時は要注意です。
感染力が強いため、症状が出ていた場合は他のメダカとは別容器に隔離し、水換えをして同容器にいた個体も塩浴か薬浴を行いましょう。
●過抱卵病
雌の腹部が異常なまでに膨れ上がる病気。
雌しかいない容器や相性の良い雄がいない場合に、繁殖の準備が出来ている雌が卵を体外に出すことが出来ずお腹が膨れてしまう病気です。
初期の頃であれば、相性の良い雄を入れることで回復することがあります。同サイズの雄がいる容器に移してあげましょう。
●転覆病
ダルマメダカに多く見られ、水温が低過ぎたりすると、腹部を上にして逆さまになります。
冬場は要注意です。
早期発見で隔離して高めの水温で安定させれば回復の見込みがあります。
病気の予防
病気の予防には水質管理が大切です。綺麗な水で飼っている限りめだかはほとんど病気になりません。
汚れた水で飼っているとすぐに病気になって死んでしまいます。そのためには水量や濾過能力に見合った量のめだかを飼いましょう。水がすぐ汚れてしまう場合は、餌の量を減らしてみる方がいいでしょう。
また、見た目が綺麗な状態でも定期的な水換えが必要です。
季節の変わり目など水温に変化が出る時期は注意深く観察しましょう。目立たなくても消化不良やエラ病を患っているかもしれません。また、特定の病原菌にとって都合の良い水温になることで爆発的に増える可能性もあります。「元気がないな。」と感じたら0.5%(1リットルにつき5g)の食塩を入れるといいでしょう。適量を守れば食塩はめだかに害はないですし、治癒力を高める効果があります。新しくめだかを追加する時や水草を入れる時も要注意です。外から病原菌を持ち込む可能性があります。「新しくめだかを入れたら全滅してしまった。」という話はよくあります。水槽に入れる前にめだかは薬浴を水草は消毒を忘れないでください。病気対策で一番大切なのは「予防」と「早期発見」です。